自然薯の芽出し方法は?

芽出しの開始時期

芽出しは定植予定日の1ヶ月半~2ヶ月前に始めてください。

良質な自然薯を作るためには種芋用の自然薯を用意してください。(使いまわしの種芋はおすすめしません)

種芋の準備

同じ大きさに切り分けます
芽出し用の箱に並べます
1kgで15~16個が目安です
挿芽箱がおすすめです
適用薬剤を使用してください

種芋は約60g前後に切りカビや腐りを防止するため殺菌消毒します。

消毒後、天日干しをして切口に石灰を粉衣します。

育苗箱を用意し、川砂を約1cmほど敷きその上に種芋を並べてください。(育苗箱は底面に水抜きの穴を開けた発泡スチロールでも構いません)

並べたら種芋が隠れるまで砂をかけて芽出しの準備は完了です。

ポイント

首部分は発芽が早いため箱を分けて並べることをおすすめします。

芽出し中は砂が乾いたら灌水するようにします。

路地で芽出しをおこなう場合はトンネルをするなど霜の影響に注意してください。(屋内で加温する場合は約25度で管理)

10cm以上伸びてきたら定植時期です
2本伸びている場合は大きい方を残して欠いてください

ポイント

土地や気候によって芽出しの期間は多少異なります。

寒い地域などは種芋が凍らないよう暖かくなってから芽出しを始めてもいいでしょう。